Find Cを創業した2人の代表取締役が今思うこと

トップ対談

大星 光世

大星 光世(おおぼし こうせい)

1966年福岡生まれ。1990年、株式会社リクルート入社。採用広報事業部門の営業として6年間従事。その後組織人事コンサルティング室へ配属。プロジェクトマネージャーとして人材採用・人材開発に関するコンサルティング業務を担当。1999年、株式会社NTTドコモに転職。2002年、小髙峯とともに株式会社Find Cを設立。

小髙峯 康行

小髙峯 康行(こだかみね やすゆき)

1969年鹿児島生まれ。1991年、株式会社リクルート入社。採用広報事業部門の営業に5年間従事。その後組織人事コンサルティング室へ配属。プロジェクトマネージャーとして人事制度・人材開発に関するコンサルティング業務を担当。1999年、有限会社ケイ・オー・シーを設立。2002年、大星とともに株式会社Find Cを設立。

なぜFind Cにはトップが2名もいるのか。

小髙峯:
私たち2人は、もともと株式会社リクルートで一緒に働いていました。求人広告の営業部門、組織人事コンサルティング部門と、偶然、同じ所属部署を歩んできました。そして退職し、2人でFind Cを作りました。
大星:
思えば新人時代から独身寮も同じでした。とにかく長い時間を同じ現場で共に過ごしてきました。
小髙峯:
ただ、一緒にいる時間が長いというだけではなかったと思います。人間的にも心地良く付き合えるし、かといって互いにぬるま湯に浸かってあぐらをかいているわけでもなく、ちゃんと切磋琢磨できる。
大星:
それぞれが結婚した後も、また同じ社宅にいたりして…。縁もウマもあったんでしょうね。
小髙峯:
一緒に会社を立ち上げるのも自然な流れでした。
大星:
別々にやるという選択肢は浮かびませんでした。同僚として頑張ってきた当時の空気を知っていて、その時のような組織を作りたいというのが共通認識としてあったんでしょうね。
小髙峯:
それは求人広告の営業部門にいた時、お互いが感じていたような一体感でしょうか。当時、1人1人が別の企業を担当し、それぞれの目標を達成するためにそれぞれが営業活動をしていました。それと同時に、お互いの仕事に口を出し合い、刺激を与え合い、チームの目標を達成するために一丸となってもいました。
大星:
そういう空気が、長年の間に私たちの中にもできていたんでしょうね。

信頼できる仲間と本気のビジネスを。

大星:
創業したばかりの頃はとにかく大変でした。資金もクライアントもない。あらゆる人脈を辿って『何かできることはありませんか?』と。とにかく何でも引き受けていました。
小髙峯:
営業コンサルティングの依頼を皮切りに、事業が安定してきました。誤解を恐れずに言うと、1人で何でも売れる営業の力と、コンサルティングの力を持っていたからやっていけたんでしょうね。
大星:
外部の多くの方から、よく「2人で10年以上も続けているのは珍しいですね」と言われます。リクルート時代の共通体験があったから、一緒にやるということは必然だったと思います。ただ約15年。振り返ると、経営方針の不一致なんていくつもありました。そんな時、本音で議論し、お互いの価値観を共に再確認しつつ、乗り越えてきました。いくつかの難しい局面を体験してこそ、本物の信頼とはなんぞやとわかるんだと思います。今もお互いが信頼できると思えているからこそ、約15年も一緒に続けているんでしょうね。

人が育つ事業にしようと舵取りをした。

小髙峯:
創業から5年くらい経った頃でしょうか。おかげさまでお客様から色々なご相談が増えてきて、だんだん多忙になり、もう少し人がいないとお客様の要望に応えられないなということで、採用を始めました。社員を増やして、新卒採用コンサルティング、採用アウトソーシング、営業コンサルティング、そして研修も…。ありとあらゆるものをお客様の要望に合わせて提供してきました。しかし、お客様には評価いただけるのですが、社員はなかなか育たない。
大星:
いくらお客様から評価いただけても、新しい人が入社しては辞めていく。そのために、経営を見直そうという想いが募ってきました。何でも屋ではなく、きちんと事業を作っていきたい。「2人のコンサルティング会社」ではなく、他に「自分たちが社会に価値を提供できる事業」そして「自分たちが本気でやりたいと思える事業」がないか。2人で真剣に議論し、「組織変革を実現するための『研修事業』を立ち上げよう」と決めました。
小髙峯:
私たちは年に1回、2人で合宿を行なうのですが、そこで最終的に決断しました。
大星:
2人体制の会社として続けていくだけじゃ寂しい。ちゃんと社員を迎え入れ、社員が育ち、社会に認められる。そういう「人が育つ事業」をつくっていかなきゃいけない。

Find Cらしい人材と呼ばれるために。

小髙峯:
大星&小髙峯の個人商店から抜けていこう!と決めたのです。それにはまずこの2人のカラーを押し付けちゃいけないと思いました。
大星:
「Find Cは大星・小髙峯の会社だなぁ」と言われるのではなく、1人1人が自分で考え、刺激を与え合う会社になって、「Find Cっぽいね」と周りから言われるような人の集まる組織にしたい。
小髙峯:
だからもうFind Cは代表者2人の思想を強調する会社ではなく、「Find Cっぽいね」と言われる組織にしていきたいんですよね。
大星:
誰でもここで一緒に頑張れそうかというと、そうじゃないと思います。「力をつけるためにとことん頑張ろう」と思える人、そのために「お客様にベストな提案をする」という共通の目標に向かって頑張ることのできる人とお会いしたいですね。